オリジナルコースターの製造には、フルカラーもあれば、1色印刷もあります。
「フルカラーでない場合」で多いのが、黒1色印刷の「黒いコースター」です。
では黒1色印刷のコースターが、どの程度多いのか、実際に調べてみました。
※例によって当アートコースターの近々数か月の出荷ベースからの集計です。
その結果は…!
全体の約24.3%が黒のコースターでした。
おおよそ、四分の一が黒1色印刷(業界的には墨:スミ 1色とよく言います)のコースターなのです。
モノトーンですから、シックというか、落ち着きもありますね。
黒1色のコースターといってもデザインは様々で、実に味わい深く、この1色印刷での濃淡の使い方など、奥深いものです。
もう少し調べてみました。コースター製作では主に丸型と角型のコースターが使われる、というお話を別の記事でお話しましたが、黒のコースターに限定した場合ではその丸と角の比率はどうなるのか。
はい、丸型の黒コースター:角型の黒コースター = 1.74:1 の比率でした。
やっぱり黒いコースターに限ってみても、丸型のコースターの方が角型コースターよりもかなり多いんですね。
ただ単純に丸型優勢という内容でもありません。もうひとつわかったことがあります。色を問わずコースター全体の場合で 丸:角=1.83:1 ですから、やや両者の差が縮まっています。
黒のコースターに限って見ると、(フルカラーなど含めたコースター全体の時よりも)角型の比率がやや多めになる、ということです。
興味深いですね。
黒1色(墨1色)のコースターでも当アートコースターの場合は濃淡のある写真やイラストも印刷できます。